フッ摘ん - つよし
2017/04/27 (Thu) 18:53:14
60年昔々の今頃、五月の節句(子供の日)が近づくと母が
『フッの葉っぱ(蓬)を摘んで来んか』と。
弟妹たちと、近くの畑ん土手や畦道でいっぺなって摘んだものでした。
摘んでから2~3日としない内に、きれ~いな緑色のフッの餅や
竹の子皮やサレン葉で包まれた羊羹みたいなフッ団子となって、大喜びで喰らいついていたものでした。
フッ餅は焼いてからカライモの水飴をくるんで食べたがね。
雨上がりの午後、土埃もきれいに洗い落されたに違いない・・・と、近くの荒れ畑でフッ摘みでした。
遠い幼い日の頃の事をあれこれと想いながら、10分~15分としない内に3㎏以上。何とも楽しいひとときでした。
来週2日、神奈川や埼玉に住む幼馴染3人が遥々千葉まで来てくれるのでアク巻き・フッ団子・キシン(ケセン)団子等を作ります。
アク巻き用のへ(木灰)は、薪ストーブで暮らす知人から先日貰い受けているし、もち米は明後日土曜日の朝市で地元農家の方が持参してくれる約束です。
10㎏のもち米でアク巻き30本は作れるでしょ!?